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9月, 2015の投稿を表示しています

Moto E(XT1021)にTWRPを導入する

こんばんは、今日は前回の記事でブートローダーをアンロックしたMoto EにTWRPをインストールしたいと思います。 インストールの準備 TeamWinのダウンロードページ からMoto E用のTWRPイメージをダウンロードします。 ダウンロードしたイメージファイルはtwrp.imgにリネームしてAndroid SDKのplatform-toolsフォルダに設置してください。 Android SDKのインストール先がデフォルトの場合のパスは「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Android\sdk\platform-tools」です。 次にブートローダーを起動してPCに接続します。ブートローダーを起動するには電源が切れた状態で電源ボタンと音量-ボタンを同時に押します。ちなみにUSB接続された状態では起動できません。 そういえばNexusシリーズでは倒れたドロイド君が表示されるらしいですが、Moto Eの場合は表示されないようです。 開発者向けオプション内のUSBデバッグを有効にするにチェックが入っていることを確認しておいてください。 TWRPをインストールする 前回のブートローダーアンロックと同じように今回もコマンド操作になるので、まずはコマンドプロンプトを起動します。 コマンドプロンプトが起動したら先ほどTWRPイメージを設置したplatform-toolsフォルダに移動します。Android SDKのインストール先がデフォルトのままなら「 cd C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Android\sdk\platform-tools 」で移動できます。 次にTWRPをインストールします。 「fastboot flash recovery twrp.img」と打ち込んでください。 ブートローダーにmismatched partition size (recovery)というエラーメッセージが表示されますが、これは無視しても大丈夫です。 インストールが終わったら「fastboot reboot」と打ち込み、Moto Eを再起動させます。 Moto Eが起動したら「adb reboot recovery」と打ち込んでTWRPに入ります。 あとは時間設定をして、ROMの

Moto E(XT1021)のブートローダーをアンロックする

こんばんは、今日はMoto Eのブートローダーアンロックについて書きたいと思います。Motorolaは自社の端末に対するブートローダーアンロックの方法を公開しているメーカーなので、比較的簡単な手順でブートローダーをアンロックすることが可能です。 なお、ブートローダーのアンロックを実行すると端末のデータが初期化される上にメーカーの保証対象外となりますので、自己責任でお願いします。 Android SDKのインストール まずはPCにAndroid SDKをインストールします。 ちなみに 前回の記事 でインストールしたMotorola Device Managerをまだインストールしていない場合はインストールしておいてください。 Android SDKのサイト にアクセスしてDOWNLOAD ANDROID STUDIOをクリックします。 利用規約が表示されるので、I have read and agree~にチェックを入れて、DOWNLOAD ANDROID STUDIO FOR WINDOWSをクリックするとインストーラーのダウンロードが始まります。 インストーラーを起動して、Nextをクリックします。 Java Depelopment Kit(JDK)の場所を指定しなければいけないのですが自分のPCにはJDKが入っていないので、下のjdk07u67-windows-x64.exeをクリックしてJDKをインストールしました。 JDKをインストールしたらNextをクリックします。 次にインストールするコンポーネンツを選択します。自分はせっかくなのですべてインストールしましたが、ブートローダーのアンロックをする分にはAndroid SDKだけでも問題ないと思います。 規約が表示されるのでI Agreeをクリックします。 Android SDKのインストール先を指定してNextをクリックします。 インストール先を変更すると後々面倒なので、よっぽどの理由がなければデフォルトでいいと思います。 Androidエミュレーターが使用するRAMの大きさを指定します(たぶん)。 先ほどの画面でAndroid SDKだけをインストールする設定にした場合は出てこないと思いませんが、デフォルトのままでNe

Heliumを使ってMoto E(XT1021)のバックアップを取る!

こんばんは、今日はMoto E(XT1021)にカスタムリカバリを導入するための第一歩として、「Helium」を使ってバックアップを取りたいと思います。 まずはMoto Eの準備 HeliumはGooglePlayストアで普通に公開されています。 GooglePlayストアでHeliumを検索し、インストールします。 次に開発者向けオプションを出現させます(Android4.2以降の場合のみ)。設定から端末情報を開き、一番下の「ビルド番号」を連打します。 すると設定の中に「開発者向けオプション」という項目が追加されるので、開発者向けオプションを有効にしてUSBデバッグにチェックを入れます。 次にPCの準備 HeliumはAndroidとPCの両方でセットアップしないとバックアップを取ることができないので、次はPCの設定をします。 まずは Heliumの公式サイト からHeliumのインストーラーを入手します。 Helium Desktopの下にあるWindowsロゴをクリックするとインストーラーのダウンロードが開始されます。 ダウンロードが完了したら早速Heliumのインストーラーを起動しましょう。 Nextをクリックします。 インストール先はデフォルトのままで、Nextをクリックします。 Nextをクリックするとインストールが始まります。 インストールが完了したらCloseをクリックします。 次にMotorolaのUSB Driverを入手します。 公式ページ からMotorola Device Managerをダウンロードして、インストーラーを起動します。 閉じなくても問題ないので続行をクリックします。 次へをクリックします。 使用許諾契約の全条項に同意しますにチェックを入れて、インストールをクリックします。 インストールが始まります。 インストールが完了したら閉じるをクリックします。 PCとMoto Eを接続する 準備が整ったのでPCとMoto Eを接続します。 まずはPCでHeliumを起動します。 次にMoto EでHeliumを起動します。 「あなたのAndroid USBはMTPモードになっ

2015年から始める銀塩一眼レフとフィルムの選び方

 こんばんは、最近はすっかり銀塩一眼レフにはまってしまっているので、今日はそんな感じのエントリーです。 そもそもなぜフィルム?  自分はデジタルカメラから写真の道に入ったのですが、前々から漠然と「フィルムもやってみたいなー」と思っていました。  その理由はやはり”アナログで写真を記録したい!”という気持ちが大きかったからです。 特に自分は気に入らない写真をその場ですぐに消してしまうことが多いので、容易に消せないフィルム写真にはデジタルにない魅力を感じていました(まぁ鑑賞の際にはPCに取り込むので結局デジタルデータになってしまうのですが……)。  また、銀塩一眼レフのクラシカルなフォルムにもかなり惹かれていました。最近はミラーレス一眼レフでもそういったデザインが流行っているらしいのですが、まだまだ高価で貧乏人には手が出せません。 とにかくカメラを1台買ってみる  そんなこんなでフィルムのことを考えているうちに「あ、これは恋だ!」と思うようになってしまったので、思い切って銀塩一眼レフカメラを買うことにしました。  銀塩一眼レフはもう大半が製造を中止しているので、購入するのは基本的に中古になります。  ニコンの FM10 などはまだ新品が販売されていますが、先日値上げされてお得感もなくなりましたし、そもそもフィルム写真はランニングコストが高いので、カメラはできるだけ安く入手したいところです。  デジタルカメラの場合はセンサーの性能によって画質が違うのですが、フィルムの場合はレンズとフィルムの種類で画質が決まります。  なので、自分は最初の1台を選ぶにあたってマウントを重視しました。……というのも、銀塩一眼レフの中古相場は、ニコン機や名機と呼ばれるカメラは高い。プラスチック製の機種は安い、などの違いはあるものの基本的には大差ないのに比べて、オールドレンズの中古相場がマウントによって結構違うためです。  たとえばニコンのレンズは不変のFマウントを採用しているがために軒並み高めですし、同じく歴史の長いペンタックスKマウントのレンズなども高価です。  そこで自分が目をつけたのは M42マウント でした。  M42マウントは1948年に登場したねじ込み式レンズマウントの規格で、最初で最後の世界基準になったレンズマウ