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8月, 2015の投稿を表示しています

パソコン工房のノートPC「Lesance NB P3534-SP」のCPU交換

こんばんは、自分がメインで使用しているノートPC「Lesance NB P3534-SP」のCPU交換に成功したので、今回は動作報告もかねて手順を公開します。 CPUの取り外し 早速、CPU交換の手順を説明します。 Lesance NB P3534-SPは構造が単純なので、メンテナンスの難易度はかなり低いほうだと思います。 分解する前には忘れずにバッテリーを外してください。 最初に裏蓋(HDDスロットではない方)を外します。 ファンの電源がマザーボードに繋がっているので、垂直に引き抜きます。 ヒートシンクのネジを3本とも外します。 ヒートシンクが外れました。 左上の乾燥したグリスが残っているのが換装前のCPU、Celeron B815です。 B815を外すためには左のロックレバーを回さなければいけないのですが、このレバーがバーコードの下に隠れているので、マイナスドライバーなどでゴリゴリとバーコードを剥がしてから写真の位置まで回してください(メモリやCPUを傷つけないように注意してください)。 CPUの取り付け B815が外れたら、さっそく新しいCPUに換装します。 今回交換したのはCore i3 2350Mですが、もしかしたらソケットとTDPが同じCore i5 2450Mでも動作するかもしれません(BIOSが対応していない可能性も高いのでオススメはしないです)。 ちなみに2350Mはヤフオクで4,000円程度の相場で取引されているので、入手性が高く値段も安いです。 新しいCPUをソケットにハメたら(ソケットの上に置く程度の力加減で大丈夫です)ロックレバーを手前に戻し、銀色の部分にグリスを塗ります。 グリスは特に塗り広げたりする必要はないので、グリスの山の上にヒートシンクを置いて3点をねじで固定すれば、CPUの交換作業は完了になります。 最後にシステム情報を開いて、CPUがCeleron B815からCore i3 2350Mに変わっていることが確認できれば成功です。 自分のLesance NB P3534-SPはHDDを1TB、RAMを6GBに増設していますが、なかなか堅牢なPCなので購入から3年半が経った現在でも元気に稼働しています。 2350Mは

OneDriveで同期したいフォルダを選択する裏技

こんばんは、今日はOneDriveで同期したいフォルダを選択する裏技について書きます。 Windows10ではOneDriveがOSレベルで統合されていて、無料で15GBのオンラインストレージが利用できます。 従ってこれを活用しない手はないわけですが、残念なことにOneDriveは同期するオフラインフォルダを複数選択することができません。 そこで、複数のフォルダを自動で同期するために「robocopyコマンドを使ってOneDriveフォルダに同期したいフォルダをミラーリングしよう」というのがこの裏技です。 ミラーリング例~robocopyコマンドのバッチ化   今回は例として D:\Data\Music の FLAC フォルダだけを OneDrive\Private\Music\FLAC にミラーリングしたいと思います。 では、まず最初にrobocopyコマンドを用意します。 今回は「 robocopy "D:\Data\Music\FLAC" "C:\Users\ユーザー名\OneDrive\Private\Music\FLAC" /E /R:0 /XJD /XJF 」というコマンドを使用しますが、ミラーリング元とOneDriveフォルダのパスはそれぞれの環境に合わせて書き換えてください。 robocopyコマンドの解説は amaoto-logさんの記事 がわかりやすいので、ぜひ参考にしてください。 コマンドプロンプトからrobocopyコマンドを実行して、ファイルが正常に同期されたら成功です。 同期に使用したコマンドをテキストエディタから.bat形式で保存して、バッチファイルを作成してください。 ミラーリング例~バッチのスケジューリング バッチファイルを作成したら、次はファイルのミラーリングをスケジュールします。 まずはタスクスケジューラーを開いてください。Windows10なら「WebとWindowsを検索」ボックスにタスクスケジューラーと打ち込めば出てきます。 タスクスケジューラーが起動したら、タスクスケジュールライブラリを右クリックし、タスクの作成をクリックします。 今回は「起動時にミラーリングを実行し、以後1時間おきにミラーリングを実行する」

Roland A-49がWIndows10に対応していた!

こんばんは、今日はWindows10におけるRoland A-49の動作報告です。 先日の記事 を書いた時点で、Roland A-49のドライバはまだWindows10に対応していなかったのですが、先ほど動作確認をしてみたところ、Windows10のリリースからまだ1週間しか経っていないにも関わらずWindows10に対応していました。 最新のドライバはRolandのWEBサイトでも公開されていますが、Windows10ではA-49をPCに接続するだけで使用できるようになります。 しかし、自分の環境ではPCに接続してから再起動をしないとドライバがインストールされませんでした。 A-49をPCのUSBポート(ちなみにA-49はUSBハブ経由で接続すると電力不足のため動作しない)に接続して再起動をした後に「A-Series Keyboard」がインストールされていれば成功です。 再起動後はDAWやシーケンサーなどからMIDI-INデバイスとして選択できるようになります。 Roland A-49がWindows10に対応したことで、自分のDTM環境(Studio One2、CI1、A-49)は完全にWindows10対応を果たしました。 情報によるとCubaseなどは一部不安定な機能もあるようですが、それでも想像していたよりはDTM環境の移行がスムーズにいくのではないでしょうか。 RolandのA-49は3年ほど愛用していますが、素人でも弾きやすくて満足しています。 価格も安いですし、必要十分といった感じでしょうか。

【描いてみた】Microsoft Edgeで落書き【Windows10】

こんばんは、今日はMicrosoft Edgeの目玉機能「Webノート」を使って実際に落書きをしてみます。 Insider Preview版のWindows10を使っていた時期は物珍しさでよく使っていたMicrosoft Edge(当時はSpartanだった)ですが、自分はAlt+Bでブックマークメニューが表示されるショートカットに慣れてしまっているので、Windows10を製品版にしてからはFireFoxを既定のブラウザにして使っていました。 ちなみにMicrosoft Edgeそのものは非常に優れたブラウザで、特にかゆいところに手が届くUI設計はさすが次世代ブラウザといった感じです。変なショートカットに慣れていない方は一度試してみてください。 そんなこんなで自分のところでは不遇の扱いを受けていたMicrosoft Edgeですが、WEBページに直接メモを書き込める機能が気になっていたので、今回試してみた次第です。 使い方はとても簡単で、右上のメモ帳と鉛筆みたいなアイコンをクリックするとWebノートの作成画面に切り替わります。 Webノートの作成画面ではペンやマーカーを使ってページにメモ(今回の場合は落書き)をすることが可能です。 Ctrl+Zによる「元に戻す」機能は使えませんが、優秀な消しゴムツールを使って一画ずつ文字やマーカーを消していくことが可能です。 ちなみに今回はwacomのCTL-460で書き込みましたが、筆圧検知にもしっかり対応しています。   手書き入力だけでなく、テキストボックスにメモをすることも可能です。 PCからメモを書き込む場合はこちらの方がやりやすいのではないでしょうか。 ※テキストをメモしてから発覚したのですが、保存するとテキストはコピーできなくなります。 メモの書き込みが終わったら、右上の保存ボタンを押して保存します。 今回はMicrosoft Edgeのお気に入りに保存しましたが、OneNoteやリーディングリストにも保存できるようです。 メモはWEBページごとHTMLファイルとして保存されます。 ちなみにこの状態ではWEBページが画像化されてしまっているので、文字や画像をコピーすることも、リンクをクリックすることもできません。 画面上部の「元のページに移動」をクリ

Windows10のフォトアプリでRAW現像

こんばんは、今日はWindows10にプリインストールされている「フォト」アプリで.NEFファイルの簡易現像をしようと思います。 Windows10ではフォトアプリだけでなく、多くの標準アプリケーションが刷新されています。 このフォトアプリはWindows7以前のWindowsフォトビューアーを代替するものですが、機能的にはWindows Live フォトギャラリーに近い高機能なアプリケーションになっています。Windows8/8.1のフォトアプリとは機能面で大差ない(はず)です。 ちなみにこのアプリケーションが標準アプリとして搭載されているおかげで、Windows7以前ではMicrosoft カメラコーデックパックをインストールしないとサムネイルが表示されなかったRAWファイルも表示できるようになっています。 早速RAWファイルを開いてみると、画面右上にメニューが表示されていると思います。 左から2番目の鉛筆マークをクリックすると編集画面に入ります。 編集画面では左のメニューから編集したい項目を選び、それぞれ右側で効果をコントロールします。 ちなみにフォトアプリで編集できる主な項目は以下の通りです。 「基本修正」 補正(自動補正)、回転、クロップ、傾きの調整、赤目(赤目補正)、修正(ゴミ取り) 「ライト」  明るさ(露出)、コントラスト、、ハイライト、影(シャドウ) 「カラー」 温度(色温度)、濃淡(色補正)、鮮やかさ(彩度)、カラーブースト 「効果」 ふちどり、フォーカス範囲 残念ながらシャープネスの調整やノイズリダクションなどは搭載されていませんが、RAWで撮影した写真を簡単に現像してSNSでシェアするような目的なら十分な機能を搭載していると思います。 そういえば先日こんなタブレットを見つけました。 自分がメインで使っているノートPCもパソコン工房の製品ですが、ここのメーカーは格安で信頼できるPCを作っているメーカーだと思います。 8.9インチでタッチパッド付きキーボードが付属していますので、今回の記事で書いたようなシェア用の簡易現像にはもってこいのタブレットではないでしょうか。 ちなみに同じ製品でもOffice搭載モデルはマウスコンピューターから販売されています。