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5月, 2014の投稿を表示しています

撮影モード(露出)

先日の記事でも少し触れた4つの撮影モード「プログラムAE、シャッター速度優先AE、絞り優先AE、マニュアル露出」のうち、プログラムAEを除いた3つの撮影モードについてもう少しだけ掘り下げたいと思います。 まず最初に、露出というのはイメージセンサーにどれだけの光を当てるかを決めるパラメーターで、露光量が多いほど明るい写真に、露光量が少ないほど暗い写真になります。 そしてその露出を決めるのが大きく2つのパラメーター、 シャッター速度 と 絞り です。 それぞれシャッター速度が速いほど暗く、シャッター速度が遅いほど明るく。絞り値が大きいほど暗く、絞り値が小さいほど明るくなります。 その上で、たとえば 速いシャッター速度で明るい写真が撮りたい といった場合には シャッター速度を速く 、 絞り値を小さく してやる必要があります。 ですが 優先AE や マニュアル露出 を持たないカメラの場合は、カメラが 適正な明るさだけ を判断してシャッター速度と絞り値を設定してくれるために、 速いシャッター速度で といった注文の写真は撮れないことになります。 なので、 速いシャッター速度で明るい写真が撮りたい 場合には シャッター速度優先AE で速いシャッター速度を設定し、それに合わせた絞り値をカメラに判断させる必要があるわけです。 絞り優先AEも同じで、 背景までくっきり写る明るい写真が撮りたい という場合には 絞り優先AE で大きい絞り値を指定し、それに合わせたシャッター速度をカメラに判断させればいいのです。 最後のマニュアル露出というのはカメラの判断に頼らず、シャッター速度と絞り値をカメラマンが決める方式です。 これら3つの撮影モードがあることで写真撮影における表現の幅はグッと広がります。

COOLPIX P330の使い勝手①

早速ですが昨晩の記事がなかなか好評だったようで感謝しております。 おかげさまでロボット以外のアクセスが増えました。 ということで、今日も機材のお話をしようかと思います。 前回の記事末尾でもさらっと触れたのですが、自分はニコンの 「 COOLPIX P330 」 を愛用しています。 購入したのが今年の1月なのでそれほど時間が経っているわけではないのですが、ここらで一度レビューしてみるのも悪くないかと思いました。 一応今回は 使い勝手① という感じで小出しにしていきたいと思います。 P330は(コンデジとしては)比較的大きな 「1/1.7型」イメージセンサー と 明るいF1.8のレンズ を搭載しているのが売りですが、光学ズームが5倍までだったりと価格なりの短所もあります。 普通に使っていればズームの弱さが目立つことはあまりないのですが、たとえば 月 を撮る場合などはかなりショボイことになってしまうので注意が必要です。 P330で撮影した月、倍率は5倍。